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それなりにわかる気がしない原子力・第二回 [原子力用語まとめ]

こんばんは。
巷では原発の話題もいまいち小さくなりつつあり
なんだかどうにかなるっぽいムードが漂いつつあります。

そんな楽観視で大丈夫か?大丈夫、問題だ。
あえてちょっと不安を煽ってみます。忘れないためにも。
今回も主な参考サイトは以下のとおりです。
★みんな大好きウィキペディア先生
http://ja.wikipedia.org/
★黙々とがんばる文部科学省。
放射能測定結果はこちらで見たりできます。
http://www.mext.go.jp/
★文部科学省原子力安全課原子力防災ネットワーク
http://www.bousai.ne.jp/vis/index.php
★原子力資料情報室(認定NPO法人)
http://www.cnic.jp/

さて、前回予告のとおり今回は「シーベルト」とは何か。
お約束のウィキペディア先生から引用。
シーベルト(Sievert。スウェーデン語発音:[ˈsiːvəʈ]、英語発音: /ˈsiːvərt/)は、生体への被曝の大きさの単位。記号はSv。SI単位である。

原子力防災ネットワークの解説によると、「実効線量」と「等価線量」と種類があり
ウィキペディアで扱っている項目では等価線量となるようです。
違いはさらに難しくなるので細かくは言いません。

そのまんまです。人体が放射線を浴びたときの基準値です。
FF11風に書くと、
I-131はβ崩壊を実行。
→Masorixに1.4μSvのダメージ。

ちなみに日本で何もしなくても一年間で1.5mSvの被曝はあります。
世界平均でも2.4mSvです。
宇宙からの放射線、大地に含まれる放射線(ラドン温泉なんてそうですね)
そして世界各国で行われた核実験による放射性物質。
それにより常に放射線は浴びているわけです。
危険と言われている内部被曝に関してですが、
10,000Bqを経口摂取すると実効線量は0.22mSvとなるそうです。
1Bqあたり0.000022mSvですね。
今、神奈川(茅ヶ崎)での上水の放射能は0.65Bq/kg。
1リットルの水を飲むと0.0000143mSvの被曝となります。

一日2リットル飲むと仮定して、365日で0.010439mSv。
大した量でもないような気がしてきました。
厳密には経口摂取の値は実効線量であり、
色々紹介されている基準値は等価線量の値だと思われるので
本当に安心していいかどうかはよくわかりません。
そもそもこの値が経口摂取後どの程度の期間の値かも・・・

現状すぐ死ぬわけでもないですが、かと言って安心しきるのも問題。
「直ちに」とは実にうまい表現だったわけだ、と再認識しました。
不安を煽るつもりがそうでもないかも?と着地してしまった。
よかったのか悪かったのか・・・

さて、普通にしても被曝する、というくだりで
世界各地で行われた核実験の結果も含まれると書きました。
隣国中国は核を保有しており、当然核実験も本土で行っております。

反日が大好きなお隣さんたちは今回の事件原子炉の事故で
色々と難癖付けてくることが予想されます。
その前に中国で核実験してるだろ、と政府には毅然と突っ込んで欲しいですね。

まあ、獅子身中の虫が内閣にいるようではありますが・・・

それでは今回はこの辺で。
もう既にいまさら感が強くなってきていますので
次回は多分ないです。情報もかなり溢れてきていると思いますので。
なお、前回今回ともに神奈川でのデータを基準にしております。
よって、セシウムに関しては検出されていないため省いております。
ちなみにセシウムは10,000Bqを経口摂取すると実効線量は0.13mSvだそうです。
例えば千葉県の上水ではセシウムが0.24Bq/kg。
1リットルの水では0.00000312mSvの被曝となります。

まあ読者もあんまり居ないので計算する人がいるかわかりませんが、
今回の計算手順をば。
1)http://www.mext.go.jp/よりお住まいの地区の放射線量を確認する。
2)各数値にヨウ素なら0.0000143を、セシウムなら0.00000312をかける。
3)総合計が水1リットルあたりの放射線ダメージ。(mSv)

とりあえずの指標にはなるのではないかなと。
ではっ!

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それなりに分かる気がしない原子力 第一回 [原子力用語まとめ]

どうもこんばんは。
深刻な状況にある原子炉とNHKで言われるたびにげんなりする日々
いかがおすごしでしょうか?いやいや、皆まで言わずともわかります。

不安を吐き出して楽になるためにも、原子力について調べてつらつら書き綴ってみます。
主な参考サイトは以下のとおりです。
★みんな大好きウィキペディア先生
http://ja.wikipedia.org/
★黙々とがんばる文部科学省。
放射能測定結果はこちらで見たりできます。
http://www.mext.go.jp/
★文部科学省原子力安全課原子力防災ネットワーク
(やはり皆関心を寄せるのか、今はとてもとても重いです。)
http://www.bousai.ne.jp/vis/index.php
★原子力資料情報室(認定NPO法人)
http://www.cnic.jp/

【注意】
あくまで個人での解釈をメモ書きとして書き留めたものとなります。
信じる信じないはあなた次第、都市伝説レベルとお考えください。

さあ、まず最初は毎日聞くけどそれって何よ?という
ベクレルについて調べてみます。
今、水道水に関連してよく聞く単位だと思います。

以前の記事でもベクレルについてちょっとだけ書きましたが、
あんまり正しい解釈を出来ていなかったような気がします。
再びウィキペディア先生から引用。
ベクレル(becquerel, 記号: Bq)とは、放射能の量を表す単位で、SI組立単位の一つである。1秒間に1つの原子核が崩壊して放射線を放つ放射能の量が1ベクレルである。たとえば、370Bqの放射性セシウムは、毎秒ごとに370個の原子核が崩壊して放射線を発している。

放射線の吸収線量の強さを表わすグレイや、グレイに生体への影響を加味して係数を掛け合わせたシーベルトと混同しないこと。GyやSvはいずれもJ/kg、すなわちm2s-2の次元をもつが、ベクレルの次元はs-1である。

ちょっと多めに引用してみた。

続いて防災環境ネットより原子力防災基礎用語集では
【ベクレル(Bq)】 国際単位系の放射能の単位で、原子核が1秒間に平均1個壊変する量として定義されます。
ウランの放射能の発見によって1903年にノーベル物理学賞を受けたフランスの物理学者ベクレル(A.H.Becquerel)の名前に由来します。 


ひとことで言うと、「放射能の量」ウィキペディアの一行目に書いてあります。
放射能とはなにか?平たく言うと放射線を出す能力です。
そして放射能をもつ物質を放射線物質と呼びます。
よく放射能が漏れる、という報道がされますが、正しくは放射線物質が漏れるです。
ってウィキペディア先生が言ってた!

電池に例えると、電球を点灯させる力が放射能、電池そのものが放射線物質です。
上手く例えられているのかどうかは定かではない。

さてベクレルに話を戻します。ベクレルってどんな量?というと
1秒間に原子核が壊れて放射線を放出する量。何個原子核が壊れるか、ということ。

ちなみに上水に含まれる放射性物質として昨今話題の
ヨウ素-131とセシウム-137。
本日発表された3月23日採取データ、神奈川県(茅ヶ崎市)では
ヨウ素-131が0.75Bq/kg、セシウム-137は不検出でした。

ここまで読んでいただけたらこれでわかりますでしょうか。
今茅ケ崎でだいたい1リットルの水に含まれるヨウ素-131から
100秒間に75回放射線が放射されていることになります。

・・・なんか怖いですよね。
でも残念ながら怖さはこの単位では測ることは出来ません。
あくまで放射線が放射される量がわかるだけです。

100秒で75回弱パンチを食らうのかもしれないし
100秒で75回真空波動拳を食らうのかもしれません。

いったい今俺は何パンチを食らってるの!?
一日何ヒット?弱パンチからヒット確認余裕?ゲージは何本消費?
その指標になるのが最近よく聞くもうひとつの単位
「シーベルト」です。

・・・たぶん。ううん、知らないけど絶対そう!

というわけで、次回があればシーベルトを取り上げたいと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
モヤモヤが少しでも解消されたらなによりです。

では気が向いたら【また会いましょう!】

ちなみに煽り耐性はとてもとても低いので
おかしな所があったら優しく突っ込んでねw
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