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劇場版トライガン・バッドランドランブル [戯言]

こんにちは。
ところによりこんばんは。

昨日劇場版トライガンを見てまいりました。
NEETの特権・平日昼間でございます。
たまには1800円で見ることもあるのですよw

もうおそらく、この映画の魅力は
数多くの方々がブログやらなにやらで
語って語られて語り合ったことでしょう。
たぶん。きっと。そうであってほしい。

まあ、結論を先にぽろっと。
痛快爽快ガンアクション。
老若男女、原作の既読未読関係なく
ひとつの映画作品として極めて秀逸。
チケットが18000円でも満足できます。

原作を知らないと、
え?何でこの人20年も容姿が変わらないの?
この人たちは初対面じゃないの?どういう関係?
とか、疑問は少々発生するかもしれませんが
そんなことで骨太な世界観やストーリーは揺るぎません。
気になったらマンガやTV版をご覧ください。
気にしなくても十分楽しい!

もうすぐゴールデンウィーク。
親子&祖父母の三世代でお楽しみください。


原作ファンとしては、
主人公とは思えない情けない登場シーンや
爆煙の中から現れるパニッシャーを見ただけで
涙でスクリーンが見えませんでしたw

ウルフウッドが動く。
タバコを燻らせる。
パニッシャーが業火を吐き出す。
もうこれだけで1500円分の価値あり。
残りの300円分は各自見つけ出すんだ。

画面の印象としては、もう12年も前の話となる
TVシリーズ版と変わらない、懐かしいテイスト。
もちろんTV版とはクオリティは圧倒的に違い、
そう、未見の人にたとえて言うなら、
TV版第1話の冒頭10分を2.5倍にして
それを90分持続したような感じ。

ハルヒのときは
人生で一番短い2時間半とか言った気がするけど
トライガンは人生で一番長い90分だった。
カルピス原液を煮詰めたような濃密な時間。

CGもふんだんに使われているけれども
この灼熱の星の舞台に非常にマッチして違和感がなく
こんなにCGが似合うアニメも他にないのではないか?
なんて思ったりもした。
サンドスチームの隊列も、カーチェイスも
グリグリ動いてしかもそれがとても自然。
そういえばパニッシャーもCGなのかなぁ。
細かいところまで表現されていてすごくカッコいい。

しかしストーリーは、結構単純。
伏線はあってもすぐに予想もつくしまたそれは多分正解。
だからといって作品への評価は下がることはなく、
むしろよりいっそう根幹なテーマを浮き彫りにする。
あえての単純。だけれどもベリーストロング!
そう受け取りました。

パンフレットを眺めていたらどこかに書いてあった。
まるで水戸黄門。
そう、だってこれはトライガン。
いつだってどこだってラブ&ピース。

こんなにも青い空の下で
笑って泣いてまた笑って
それでも彼らは生きている。
フィクションであり、それ以前にアニメであるが
あの灼熱の世界で確実に生きていると感じる。
0.5秒しか出ないようなモブの一人ですら。
なんかすごく不思議な気分だけど。

面白かった。これはあと2回くらい見たいな。

個人的にお勧めしたいのは
序盤の酒場の乱闘シーン。
やれやれー!もっとやれー!
なんて叫びたくなる。会場も笑いにつつまれてたw

今、ジャンプのバクマンで主人公に課せられている
「シリアスな笑い」
もうここに答えが出ちゃってるなw
なんて思いました。
おしまい。
タグ:TRIGUN
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