今日もやっぱり

今日も仕事には行けず。
朝起きて寝ぼけている時には調子いいのに。
ご飯食べて薬飲んで時間が経つにつれどんどん悪くなる。

たまに鬱なのかただ仕事をさぼりたいだけなのかわからなくなる。
仕事には全然不満はないので鬱なんだろうけど。

さて、仕事を休んでしまい、思いかけず続きを書く時間が出来てしまった。

初めて薬を飲んだ時の話。

気分が重い毎日。会社も遅刻がちになり、遂に出社できなくなった。
夜はネットに逃げ、眠ることを拒否する体。
当時中央線沿いに通勤していたため、電車が来るたび、3歩下がっていた。

そんな状況で向ったメンタルクリニック。
処方された薬は、胃腸薬を同時に服用するくらい強いものらしい。

家に帰って、晩御飯を一人食べる。おなかが膨れたところで服用する。

30分後、体を何かが突き動かす。じっとしていられない。
抑えきれない高揚感。思わず溜まっていた食器をまとめて洗う。
つい先日までふさぎ込んでいた自分とのあまりのギャップに、
笑いがこみ上げてくる。声を上げて笑う。部屋で一人。

翌日から仕事に行く。今までと違う感覚。
仕事中もなんとなく先輩に話しかける。もちろん、支障のない程度で。
昼食後、再服用。タバコを吸いながら談笑している間に、
異常なハイテンションが襲ってくる。同期がひくのも構わずに。

夜。帰宅する頃には落ち着いている。
中央線のホーム。やはり3歩下がる。

一番最初の鬱の時には、一歩間違えれば自殺しかねなかった。
今考えれば、非常に幼稚な理由で仕事に前向きになれなくて、
自分を追い込んでいって(コレは性格かな)鬱になった。

だから、自分の存在に価値を見出せなく、
死ぬことを強く意識していた。いなくてもいいじゃん、って感じで。

そんな鬱状態だったため、テンションの高さが逆に怖かった。
ん～逝っちゃう？ポーン！！って飛び込んじゃいそうだったから。

二回目以降は、死ぬことはほとんど考えなくなった。
居合を初めとして、仕事以外にも色々と人間関係が増えたからだと思う。
こういうときには、他人との関わりは非常に大事に感じる。
自分が死んだら、悲しんでくれるだろうな、と思うだけでも自殺は考えなくなる。
一方的に思うだけでもね。

意外と、家族というのは歯止めにならない。
あまりに身近すぎて、ダメみたいだ。気を遣わなくなる。

そんな感じで、しばらくはエキサイトな日々を過ごしていた。
薬の高揚感が心地よく、生まれ変わったみたいに。

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余談ではあるが、今回は薬の影響が前二回とは異なっている。
高揚感は全くない。薬の種類が減ったからかもしれない。
もしかしたら薬に耐性がついてしまったのだろうか？

そのかわり、動悸、吐き気がある。苦しい。
初めだけなのかもしれないと今はほおっておいてるけど、
考えてみれば医者に相談した方がいいのかもしれないな・・・

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以上、初めてのお薬の話。

ある意味、ドラッグなんだよなぁ・・・

他にちょっとした副作用がでるんだけど・・・
それはまた、別のお話で。