はじまりは突然に。 [メンタル]
2002年1月22日。
着替えを済ませ、朝食を摂り、身支度を整える。
少々時間が余ったため、つけていたTVに目をやる。
気がつくとタバコがなくなり、日は傾いていた。
それが、鬱の始まりだった。
外に出られない。玄関に行けない。
普通の人が聞いたら「は?何言ってんの?」と思うだろう。
でも俺の鬱はソレが全て。
仕事に行く準備をしても、外に出ることが出来ない。
始まりの時には、あ、自分おかしい。やばい。と、ただ恐怖だった。
大急ぎでタウンページをめくり、精神科を探す。
時間は既に受付時間を超過していたが、とりあえず電話する。
翌日、連続で会社を休み、メンタルクリニックへ。
個室で問診をした後、先生と面会。
軽度の鬱であると診断された。
処方薬は、ドグマチール、ロミニアン、ガスモチン、トレドミン。
ガスモチンは副作用と胸焼けを抑えるための胃腸薬、他は向精神薬。
他にマイスリー、ゼストロミン。これは入眠剤。夜、眠るのが嫌になっているため。
初回は少し話をして終了。
あの時の恐怖と、たとえようのない不安感は今でもよく覚えている。
あれから3年。
今、二度目の再発に見舞われている。
再発するたびに症状は重くなるそうだ。
正直、自覚はあまりない。
鬱は誰にでも起きる病気。前にNEWTONで鬱の特集をやっていた。
日本人は遺伝子レベルで鬱になりやすい傾向をもっているようだ。
今回ブログに書くことによって、病気と正面に向き合いたいと思う。
Webに公表することが正しい手段かどうか分からないけど、
誰かがこのブログを見て、早い段階で病院にいくことが出来たり、
また、鬱の情報交換が出来たりしたら嬉しく思う。
自分も早く良くなりたいし、誰かが早く良くなって欲しい。
うちの母がじいちゃんに言われて嬉しかった、という言葉を今回俺に言ってくれた。
「誰だって好きで病気になるわけじゃない。うまく病気とつきあいなさい」
なるべくして鬱になったと自分を責めていたけど、ちょっとだけ楽になった。
今日は会社を休んで3日目。明日は会社にいけるかな。
# 今後、鬱ブログになっちゃうわけではないですよ。
# チロルとFFも引き続きまったり続けますw
次回の連載はあるのか・・・待て次回ッ!!
と、書くだけ書いたら少し楽になったので投げっぱなしの引きで終わってみるw
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